音声表現が文字だとどのように表記されるのか…とテレビを見るときには常に字幕放送を付けています(そして大抵「邪魔だから消してくれ」と言われます・笑)が、とても興味深かったです。
・リスピーク方式:リスピーカーが発言を要約して話し直し、それを音声認識で字幕に変換。
・キーボード方式:ステノキャプショナーが発言をそのまま(方言等ニュアンスもなるべく再現して)キーボードに打ち込み字幕へ。
字幕放送の方式によってスタンスが全く違うのだと感心。
キーボードの変換が標準語をベースに作られているので、方言のニュアンスを再現するのは少し大変…という話の中でワイプの中の宮根さんがしかめっ面をしていたのが「らしいなぁ」と。
字幕と掛け合いをしようとした場面は声を出して笑いました(笑)。機械的な文字の向こうにも人が居るんだと思うと途端に温かみを感じますね。
現在放送中の字幕放送の様子をカメラに収めようとするも画が回ってしまうので、制作チームはどう伝えるか頭を悩ませただろうかと思います。
こういった類いの特集で聴覚障害者など福祉面に言及が無かった(コメンテーターの方が一言だけ言っていましたね)のが意外でした。