新鮮なままに遠くに運ぶ技術により、食文化を遠隔地や海外に発信
・なるみ乃(丸吉水産)
http://www.narumino.com/
代表取締役社長 鳴海雄樹
活魚は料亭などでの需要は大きいが、輸送時のダメージは大きく課題は残る。
新鮮なままに地球の裏側に運ぶが必要
・マリンバイオテクノロジー株式会社
http://mbtj.co.jp/
代表取締役 福本 明 2012年設立 社員7名
久木野憲司教授(長崎県立大学大学院)の技術協力により、活魚を麻酔して運ぶことが可能になる
二酸化炭素の多い水槽にいれて活魚を眠らせる。
酸素ナノバブルにより呼吸をさせる。
同様のコストで3倍の魚が運べるのが最大のメリット
長崎から東京へ、移動距離1,200キロの実証実験も成功。
その五ヶ月後、JALにて空輸実験もスタート。海外への展開も始まる。
日本からヨーロッパへの輸出はされていない
・銀座千疋屋
http://www.sembikiya.co.jp/
日本の果物のクオリティは高く、海外でも評価されているが
輸送コストがかかるために、ヨーロッパには輸出されていない。
EUへの果物輸送の課題
・食品安全基準をクリアすること
・高い輸送コスト
・テクニカン
http://www.technican.co.jp/
代表取締役 山田義夫 創業昭和63年
リキッド冷凍
通常の20倍のスピードでの急速冷凍で細胞を破壊せずに鮮度を保つ
凍眠
http://www.technican.co.jp/?page_id=121
浅間白桃の実験を行い、冷凍した果実をヨーロッパへ。
ミシュラン星付きレストランでも評価され、コース料理として採用される。
感想:
日本の食品はクオリティの良さは評価されるが、鮮度を保ち輸送することが、技術的にもコスト的にも困難だった。
こうした最先端の技術により新たな市場へのアプローチができる。