D&デパートメント東京
http://www.d-department.com/jp/
生活雑貨 12店舗 年商12億円
代表取締役会長 ナガオカケンメイ
デザイナーとして31才で独立。
消費優先の日本人の生活価値観に疑問を持ちこの考え方を変えない限り、ものに対する愛着はなくなるとおもった。
いいものを長く使えるようなコンセプトを持つショップを展開
商品の価値をつたえ、商品が持つ物語を伝えてゆく。という姿勢はスタッフにも浸透する。
店舗にはかならず、カフェを併設し全国へ展開。
カフェのランチ各地で行列が出来る状態、地元だから地元の食材を食べることが評価に繋がる。
<フランチャイズパートナーの条件>
1ナガオカが選んだ商品を取り扱う
2商品の半分が「その地域のロングライフデザイン」を目指す
3必ずカフェを併設する
ビジネスと云うことは考えない
作り手の思いや産地に根付く産業としての継続性を考えることが大切であり、あまりビジネスであると云うことは
考えないようにしていると語る。
ワークショップ等開催し、作り手の思いを伝える場所を展開。地域資源の成り立ちを知ることを伝えようとしている。
長く継続するためにはブームを起こさないことが大切。ブームにより生産体制が変わることは
生産者にとって良いことではない。
現在は、旅行ガイドブックも発売し、決して観光案内では扱わないような地域の隠れた資源を紹介している。
感想:
本質的なことを自分の想定したスケールで着実に行っていることが共感できた。
目的が明確で、大きくしたり一時的なブームを創ることではなく、継続してゆくことの大切さを痛感