平成9年茅場町にあった山一証券が倒産し、バブルが崩壊。それとともに鉛色の何も進まない時代が始まった。
雇用形態が緩和され非正規雇用が増えるとフリーターという言葉が使われ始め、ワーキングプアが生まれた。
グローバル化が進んだ日本では、平成20年のリーマン・ショックの煽りを受けて、企業年金などが保有していた金融資産が蒸発したり、平成21年の年越しには日比谷公園に派遣村が誕生した。
安全保障の面では自衛隊が初めての海外派遣を行ったのも平成の時代。平成12年、防衛庁は今のミッドタウンから市ヶ谷に移された。