押井守と本広克行がゲストの全3回中の2回目。
『踊る大捜査線』が『パトレイバー』なのは言わずもがなだが、
デビュー作『7月7日、晴れ』はマクロスで次作『友子の場合』は『トムとジェリー』だとか。
自ら元ネタを公表する姿は潔い。
アニメ作りたかった本広監督はアニメっぽさを取り入れて実写にしていく手法を積極的に取り入れてたとか。
手順は逆だが押井守はタルコフスキー作品から『天使のたまご』を作っていたそうな。
そんな押井は今では実写ではアニメ寄りにしない作り方に変えてラクになったと言う。
映画についてはエロと暴力とは切っても切れない存在だと。
可愛い女の子をアニメーターが描きたいからどうしても可愛い女の子になってしまう。
アニメーター10人いて男を描いて楽しいというは1人程度だとか。
西尾鉄也の事かな?
『人狼』の作画監督の時に、オッサンの細かい仕草について話しても沖浦監督は一切興味を示してもらえなかったというエピソードを聞いたことがある。
コレから爺さんが増えるから普遍的なエロを増やすべきだと。
攻殻機動隊の多脚戦車との戦闘シーンを匂い立ったエロスだと主張するが回りまわって今は「女の子」だそうな。
本広監督は終始、押井守の意見に全肯定の姿勢でした。