平安時代、天皇家・公家に支配される時代、農民は租税に苦しみ、山奥を開梱した。
やがて、開梱民は鎌倉に集まり(坂東武士)初めての武家政権・鎌倉幕府を樹立した。
戦国時代、北条早雲が名こそ惜しけれの精神を記し、上杉家らも引き継いだ。
この公の精神が明治の急速な発展を手伝い、日清戦争・日露戦争での勝利を齎したが、戦利品のないことに苛立った群衆が日比谷を焼き討ちにした(日比谷焼き討ち事件)。
この事件から、武神の精神はいびつになり、統帥権が拡大解釈され、日本が暴走した。満州事変、日中事変、ノモンハン事変などすべて統帥権の発動であり、首相以下は後で知ることとなった。