認知症 生活に支障がでるほどの記憶障害があること。
日本の認知症の将来推計
2015年 525万人 2050年 1060万人
認知症を予防するためには認知症予備軍の段階で食い止める必要がある。
MCIとは軽度認知障害。正常と認知症との境目。認知症予備軍。歳相応以上の記憶障害がある。アメリカの調査ではMCIと診断された人は5年後、5割が認知症、4割が維持、1割が正常へ
MCIの人は脳内ネットワークが弱くなっている。
脳内ネットワークはなにかをするときに脳の複数の箇所が同時に働くこと。
MCIの早期発見するには
脳内ネットワークが弱まっているMCIの人は歩く速度が遅かったり・リズムのみだれがある。
衰えた脳内ネットワークの効果的な方法
息がはずむ程度の運動を一年間、1回一時間週3回続けると脳内ネットワークが改善された。
早歩きをすると血液中にVEGF、BDNFという物質が多く放出される。
VEGF(血管内皮細胞増殖因子 )脳内に新しい血管を作る
BDNF(神経栄養因子) 新たな神経細胞がうまれるのをうながす
認知症予防のためのライフスタイルの改善
運動 早歩き 筋力トレーニング
効果的な運動 心拍数が120程度 1日10分3回以上おこなう
ちょい足しウォーキング 歩幅を5cmひろげて歩く。
食事 塩分・脂肪を控える 野菜・果物・魚を増やすなど
認知トレーニング 記憶力のゲームなど
健康管理 血圧の管理 健康診断・健康相談など
認知症の予防薬の開発
レペチラセタム(てんかんの治療薬) 脳内ネットワークの改善
シロスタゾール(脳梗塞の再発予防薬)神経細胞・脳内ネットワークを守る
今後の課題
認知症検診が必要