戦後統治下で産業もない中、仕事を求めて遠く移民した沖縄の人々。お決まりの辛酸を舐める暮らしを耐え、生活を勝ち取り。家族を広げ。長い時間を経てもなお、故郷へ戻り、空気に安堵し、親類との再会を喜び、先祖の仏前に感謝する。自然と踊り唄い、昆布を大量に買って帰る(笑)。彼らを強烈に望郷させるのは、多分、観光客でもわかるあの、沖縄の開かれ赦され誰もが愛される特有な空気、なんでしょうか。アメリカ軍との関係性や平均所得の問題と、なんくるならない問題は多くても。沖縄を故郷に持つ事が、それだけで多くの人の幸せの種である事。正直羨ましいです。