元号が変わるこのタイミングで国民ひとりひとりが考えてみるべきこと
●日本国憲法第一条に、天皇の地位は国民の総意に基づくとされている。つまり国民の考えが天皇の行動に反映されているという関係であるべき。
●昭和天皇は元首から象徴になった天皇。
●一方、平成天皇は即位以来「象徴」としての在り方を模索してこられた初の天皇。憲法・皇室典範には国事行事については書かれているが公務については触れられていない。
●皇太子はどのような天皇になるのか? オクスフォード大学院で水の歴史学を研究され、世界の水問題にも関心を持たれていることも公務に影響すると思われるが、グローバルであることと、国民の象徴・ナショナリズムのバランスも必要になってくる。
●皇太子妃の雅子様はどうか? 皇室入りから10年経って適合障害を発症された。暫く公務を休まれた後、311後は被災地訪問などの公務を果たされている。
●今後、上皇と天皇のダブルスタンダードをどう統一するかは課題。
●最後に:「天皇は国民の総意に基づく」(社会が天皇を作り、天皇が社会を作る相互関係にある)のだから、国民ひとりひとりが天皇にどのような公務を求めるか考え発信することも大切。