予測不能でありたいと言うトランプ大統領の対北朝鮮政策
2月、北朝鮮は日米首脳会談中にトランプ大統領就任後初めてのミサイル発射実験を行った。その後発表された日米共同声明は演壇ひとつの異例な形で、米は100%日本と共にあると発言するに留めた。
4月、米国で行われた米中首脳会談中、トランプ大統領はアサド政権が化学兵器を使用したと断定しシリアに52発のミサイルを発射。
7月、北朝鮮はICBMの発射実験に成功したと発表。
続けて、9月、北朝鮮は水爆の爆破実験に成功したと発表した。
これを受け、9月の国連安保理では、北朝鮮への経済制裁を強めることが全会一致で採択された。
一方、米国は、11月、日本に対しては硬軟交えた交渉で、防衛装備品の輸入による貿易赤字解消を迫ってきた。