レスリー・グローヴス准将もトルーマンも時代に動かされた面があった
原爆を京都に落とすことにこだわったレスリー・グローヴス准将。戦争の真っ只中に突然大統領の人を任され、悩み、軍から戦争についてのプレッシャーの中、判断を強いらた。そして軍が多大な国家予算を使った原爆の意義を示すために嘘の情報を含んだレポートの元に、トルーマンは広島に原爆を落とすことを決め、自身の望まなかった子どもなどの市民を大量に殺すことになってしまった。その後も、大統領という立場からか、原爆投下は必要であった、とスピーチしたトルーマン。彼の心中はいかばかりかと思うとトルーマン氏も時代に振り回された側であったのだろうな、と感じた。