高視聴率ドラマ最終回。 途中でこのままハッピーエンドかと思いきや、もうひと波乱あった。
主人公はドラマタイトル通り「黙ってない」、いや、「黙ってられない」性格。視聴者は「お言葉ですが」の後に来る台詞を、まるで水戸黄門の印籠のようにワクワクしているのだが、よく考えてみると、彼女はただ言いたいこと言っているだけで、根本的な問題解決には何もなっていないような気がする。
今回も結局、仲良しにしている銀行員家族の出向が止められたわけではなかった。
結局、根本的な解決には、半沢直樹のように出世街道をのし上がっていくしかないのである。
同クールの同じ原作者のドラマ、ルーズヴェルト・ゲームとの違いは、大きく2つ。
1つ目は、あちらがゴリゴリの男ドラマが対して、こちらはファミリーや女性もターゲットにした、マイルドな風合いであること。
2つ目は、1話完結型であるということ。
視聴率もかなり良かったようだし、これはテレビ局側としては、続編がいくらでもできるパターンである。