最後の最後に、まさかの黒幕が出てきて、しかもそれが(今まで悪人のオンパレードだったのに)必ずしも悪人ではなかったという、なんとも「…。」展開ではあった。
ただ、このストーリーは最初から最後まで緻密に計算されたものだろうし、どんでん返しの連続というよりは、かなり完成度の高いサスペンスドラマになっていると思う。
笑わない主人公として評判の悪かった上野樹里が、最後は、ささやかながらも微笑み、後味のいいラストにもらった。
ただひとこと言うならば、なんで途中で藤原紀香が目覚めるカットを入れたのか。
あれ、いらなくね??