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  • NHK映像ファイル あの人に会いたい「安野光雅(画家)」 (2021-05-22 05:40放送)
    有名画家の知られざる生涯に驚き
    遅咲きの画家だった安野氏。その原点は子どもの頃夢中になっていたひとり遊び。鏡を覗くと向こうに逆さまの世界が見えて虜になった。自然に絵本の題材がだまし絵になった。しかしその探究心はだまし絵にとどまらず、旅で出会った好きな風景画に独特の遊び心で土地ならではの文化を隠したり、子どもに発見の喜びと学びを提供した。晩年は7年もかけ平家物語を絵物語に。布地に岩絵具、探求は最期まで続いた。そして故郷を描いて2020年に亡くなった。自分が美しいと思うものを描けばいい。不思議に思うものを描けばいい。彼は言った。
  • 趣味どきっ! 開け!世界遺産 第3回「厳島神社・平泉 中尊寺」 (2015-12-22 11:30放送)
    平家が再建した厳島神社と源氏を匿った奥州藤原氏の平泉中尊寺
    平清盛は日宋貿易で財を成すために瀬戸内海の航路を整備し800年代創建の厳島神社を大改装した。


    源義経が生まれたのは1159年、清盛42歳の頃。同年に起こった平治の乱で敗れた父・義朝は清盛に殺されたが赤子だった義経は鞍馬寺に出家することで命が救われた。だが16歳の時に出家を嫌って奥州平泉の奥州藤原氏の秀衡の元に逃げ込み7年を過ごしたが、清盛急死の情報を以て、異母兄弟の頼朝とともに平家打倒に向かう(源平合戦)。1185年、壇ノ浦の戦いに敗れた平家は、安徳天皇(清盛の孫)もろとも海の藻屑となる。

    ここから生まれたのが平家物語「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす おごれる者久しからず ただ春の夜の夢の如し 猛き人もついには滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ」。

    義経は再び奥州藤原氏の秀衡を頼り、秀衡は義経を主君としともに頼朝を襲うよう遺言したが、息子たちには裏切られ自害する(31歳)。

    また、頼朝はこの一件を理由に東北で自立を続けた奥州藤原氏を滅ぼした。

    源平の栄枯盛衰は無常観となり、後に松尾芭蕉が詠んだ「夏草や 兵どもが 夢の跡」に繋がっている。

    「判官贔屓」は義経に対して抱く同情のようなもの。

  • ぶっちゃけ寺&Qさま!! 合体3時間スペシャル (2016-02-15 19:00放送)
    ぶっちゃけ寺は真田信繁、Qさまは東大生・京大生が選んだスゴい本
    ■ぶっちゃけ寺
    真田幸村(信繁)に関するミステリー。1600年関が原の戦いで徳川家康より流刑を命じられた信繁は、14年の時を経て豊臣秀頼の要請により大阪城の出城”真田丸”を築城し1615年大阪冬の陣で徳川家康をもう少しで討ち取るところまで攻めた。

    信繁は蟄居中に真田紐と言われる紐を製造したと言われている。その紐に似ているからサナダムシ。そして家康はサナダムシに苦しんだという小話は面白かったですね。

    ■Qさま
    東大生・京大生が選んだスゴい本から全門出題

    第1位 こころ 夏目漱石
    第2位 源氏物語 紫式部
    第3位 走れメロス 太宰治
    第4位 レ・ミセラブル ビクトル・ユーゴー
    第5位 舞姫 森鴎外
    第6位 羅生門 芥川龍之介
    第7位 坊ちゃん 夏目漱石
    第8位 カラマーゾフの兄弟 ドフトエフスキー
    第9位 罪と罰 ドストエフスキー
    第10位 武士道 新渡戸稲造
    第11位 人間失格 太宰治
    第12位 君主論 マキャベリ
    第13位 金閣寺 三島由紀夫
    第14位 徒然草 吉田兼好
    第15位 異邦人 アルベール・カミュ
    第16位 土佐日記 紀貫之
    第17位 古事記
    第18位 種の起源 ダーウィン
    第19位 三四郎 夏目漱石
    第20位 学問のすゝめ 福沢諭吉
    第21位 火垂るの墓 野坂昭如
    第22位 法の精神 モンテスキュー
    第23位  伊豆の踊子 川端康成
    第24位 銀河鉄道の夜 宮沢賢治
    第25位 車輪の下 ヘルマン・ヘッセ
    第26位 万葉集
    第27位 星の王子さま サンテグ・ジュペリ
    第28位 老人と海 アーネスト・ヘミングウェイ
    第29位 平家物語 
    第30位 解体新書 翻訳:杉田玄白
  •  (放送)
    「舞台化決定!」の元祖
    能「頼政」(原作「平家物語」)

    といった原作物の舞台化のはしりなのだそうだ。