過去に何度かドラマ化されていた記憶がありますが、今回のドラマは狙撃犯と目される人物にガッチリ焦点を合わせている為か、警察や公安、関わった人々にスパイスの様な効果が感じられ、とても楽しめました。
國村隼はストーリーテラーの様な安定感のある刑事役でした。一方でイッセー尾形。この人、生で観ても画面で観てもスゴイ。消化不良する事なく、役になりきる。わかっているのに役どころの本人かと思わされてしまう。言ってみれば詐欺師の様な役者さんですね。今回も気持ちよくのめり込んで騙された感じでした。
晩酌のお供にに、楽しめる作品です。