最終回にふさわしい出来!これまでのオールキャスト総登場の中で、最後の最後で、オワコンとまで称された三蔵山先生(小日向文世)に花を持たせるとは!僕ら中高年に元気を出させつつも、さらにぐるりとまわって刹那的に漫画にのめり込んでいた新人・中田(永山絢斗)への深いメッセージにもっていく見事な捻りっぷり。
このシリーズは脚本もキャストも、そして劇中作やツイッターなどの小技に見えるスタッフの愛まで最高だった。そして毎回違うキャストを際立たせながら、最終回でもそのスタンスをまったく変えずに見事に主役を演じきった黒木華はやっぱりすごい役者だわ。