楳図かずおと稲川淳二がお互いの分野についてインタビューしていく内容。
前半は稲川淳二の怪談について。
最初に怪談話を話したうえで、怪談話をする上でのポイントが
解説されていてとても分かりやすい。
個人的には工業デザイナーとしてレジのバーコードリーダーや
電車内の発券機のデザインをしていたことが一番の驚きだった。
こういった経験が聞き手がイメージしやすい怪談話につながっているのかもしれない。
後半は話題になった(問題になった?)楳図邸を稲川淳二が訪問し、
インタビューをするという流れ。
建物内部の白の色の解説や、床のパネルの配置の指摘はさすがと感じた。
また、楳図マンガが絵コンテという指摘も確かに納得。
正直、番組見るまでは絵が怖いけど面白いお爺ちゃんと
面白いリアクションタレントから怪談話を売りにした人という
漠然とした薄いイメージしか無かったが、
話を聞いていくうちに考え方の感性が面白い人たちだから売れたんだなと納得した。