薬物で服役した人の再犯率は、想像以上に高いことが分かった。
すべての方々に、動物心理学の「報酬系」を理解してもらおうとは、到底望まない。
少なくとも、大学の一般教育レベルであるだろう。
でも。
以前、バリバラで田代まさし氏が言っていたように、
「(外に)出たら、どうやってまたやろう」
という思い……というよりも、生物学的欲求か?……が絶えないという。
もちろん、刑務所は「更正施設」であるわけだが、
「適切な治療」を行わなければ、生物学的問題は、解決しないだろう。
それは、依存症全般に共通すること。
「身の破滅を招く」と、頭では分かっていても、やめられない。
世に、数多くの依存症た存在するが、
薬物使用は「犯罪」とされている、数少ない例だと思う。