ソーシャルでも話題だったので、何となく想像はついたけど、こう来ましたか!
これは刑事モノとしては衝撃のエンディング!前回の「掃除屋」の回で自らの無力さを悟ったのもこの伏線だったんだ。タイトルの「BORDER」とは、向こうの世界に行ってしまった死者と話ができる主人公の能力を表しているとともに、最後に主人公自身が行ってはいけない、でもついに行ってしまう結末を表しているというダブルミーニングのラストに感服です。
日本のドラマでこういう終わり方はあんまり記憶にないなぁ。かつての「ツイン・ピークス」を彷彿とさせる後味の悪過ぎる、だけど絶対に忘れない衝撃のエンディング。
強力な裏の「MOZU」に対して、テレビドラマ的な面白さを追求して数字的には逆転した本作だけど、最終回で、むしろそれ以上の強力なメッセージを打ち出してきた!