■プラネタリウムクリエイターの大平貴之さん。
「これは だいぶ前からジレンマとしてあって 人って 自分にしかできない仕事を いかに生み出すかという事で努力するでしょ? ところが 今度は逆に 自分がいかに 不必要であるか ということを作んないといけないんです。
どういう事かっていうと その プラネタリウムを納めます。その時に『でもね 大平さんが もし交通事故でどうにかなっちゃったら 大丈夫なんですか?』っていう事を聞かれるわけですよ。それに対する答えを用意するために『僕なんていなくても うちの会社は大丈夫なんですよ』ということを 最初はハッタリでも 実態的にも 作ってかなきゃいけない。
ずっと それを何年間かけてやってきて 今 それは ほとんどできたというふうに思ってます。自分を 積極的に 自分の仕事から排除していったわけですよ。その排除する過程の中で 自分らしさが少し損なわれてしまった部分があるかなという気がしていて そこを 少し戻すという作業 でも それは排除することによって 自分なしでも 通りいっぺんの事ができるようになったから できるようになったかな という気がして……」
http://site.garapon.tv/g?g=1SJP7FE11398175200&t=1770
■オプチカルプリンター
合成映像を作るための機械。人物と月面の画像をどのように合成するのか、その説明がわかりやすかった。
世界に2台しかなかったこの機械を「ウルトラQ」で採用。大ヒット。
http://site.garapon.tv/g?g=1SJP7FE11398175200&t=1047