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  • 視点・論点「時代を超える三国志の魅力」 (2017-10-04 04:20放送)
    現在の閉塞感停滞感からの脱却の知恵を三国志に学ぶ
    史書の三国志と小説の三国志演義がある。歴史書としての三国志を研究すると先人たちの知恵・教訓など多くを学ぶことができる。

    およそ400年続いた漢は、農民の反乱で衰退し命脈が尽きようとしていた。漢の最後の皇帝である賢帝を擁立し漢の実権を握っていたのが曹操。曹操は中国北半分を統一すると共に漢に変わる国家として魏の建国を目指していた。曹操が滅ぼそうとする漢を必死に守ったのが漢の帝室の末裔と称する劉備でその国が蜀(関羽、張飛、趙雲、諸葛亮が支える)。孫権の呉。

    史書の三国志は三国時代が終わってすぐに記録されたが、著者の陳寿が仕える西晋の正統性と西晋の高官のなった魏の臣下たちを憚りながら執筆したので、三国志の一部である魏志倭人伝では日本が大国として描かれる。

    元末明初の時代に羅貫中が書いた三国志演義は、多くの虚構を史実に加えた物語。

    両者の根本的な違いは、陳寿の三国志が魏を正統とするのに対し、1000年後、儒教の一派である朱子学が官学であった時代に書かれた三国志演義は蜀を正統とする。七部の事実、三分の虚構と評された三国志演義は、その虚構部分の多くは道教の神様とされる関羽と天才軍師の役割を担わされた諸葛亮ために割かれた。

    漢末期は地球規模で寒冷化が進み、農業生産の中心は曹操の支配する北部から南部へ移り、北部を基盤とする漢の制度は既に社会に合わないものとなっていた。

    漢の社会や制度を大きく改革したのは曹操。屯田制は隋唐時代の均田制になり日本では遣隋使・遣唐使が持ち帰り班田収授法となった。

    漢では貨幣による租税制度があったが貨幣制度を維持できなくなっており、曹操は布による課税を行った。租庸調の調の元である。

    官僚の採用基準を儒教から才能に変え、儒教を打破する為詩を作る事尊重した。唐の科挙で詩を作る試験があったのも曹操の影響。

    曹操の改革は革新的すぎて当時の人々はついていけなかったが、300年後の隋唐に大きく影響した。

    これに対して、漢の伝統を守ろうとした諸葛亮の制度は漢の域を出なかった。多くの仕事を1人で担っていた諸葛亮は北伐の途中五丈原で病に倒れた。やがて蜀は魏に滅ぼされていくが、1000年後の南宋で朱子が敬愛したように漢民族や漢字という言葉に代表さrwるように古典としての漢を作り上げた諸葛亮は愛されてきた。判官贔屓の日本でも諸葛亮は人気が高い。

    現在の日本は経済政治の閉塞感停滞感に覆われ、既成の価値観は大きく揺らいでいる。そうした時、先人たちがどのように時代を切り開いてきたのか三国志に学んでみるのも一案ではないだろうか。
  • 食の軍師 (2015-04-01 23:30放送)
    孤独のグルメ+三国志=?
    孤独のグルメに三国志の要素を足してバトルっぽくした感じ。見てると無性に食べたくなる飯テロな魅力は健在だが、戦う構図を入れた事が、これからどう転がるかはまだ分からない。とりあえず、オデン美味しそう〜
  •  (放送)
    こんな三国志なら
    楽しく覚えられそう、今後が楽しみです。
  •  (放送)
    三国志知らなくても面白い
    声優は誰がやってるんだろう
  •  (放送)
    横山光輝三国志
    昔から愛読している横山光輝三国志の序盤をほうふつとさせる事件ですね。権力をねらって狂った人たちの行動というのは本当に怖いですね。