野球賭博を未然に防止できなかった読売巨人の企業責任は極めて重い。
賭場事件の全容を解明した上で、日本野球機構はしかるべき裁断を下すべきだ。
次に声出し問題。その内容は「試合前の円陣で声出しをした選手は、チームが試合に勝った場合にはほかの選手たちから祝儀として現金を受け取り、負けた場合には逆に全員に現金を支払うというもの」とある。
これなんかは就業時の賭け事であり、まともな企業でこれが日常的に行われていたとなれば狂気の沙汰だ。
例えば、飲食店で始業前の声出しをやって、その日の売り上げが目標にとどかなったら、その日の声出し担当者に金を払わせる。
そんなことがあったら、間違いなく、ブラック企業として市場から排除される。