『金曜eye』は、この4月から始まった情報番組。
地域をさまざまなeyeで見つめ直し、「逆転の発想」で切り拓く試みや地域に眠る「宝」にスポットをあてるコンセプトで、年間8本放送予定とのこと。これは第1回目の放送でした。2つの事例をレビューします。
1つ目の事例は「茨城県小美玉市」。
いわゆる、どの地域でも寂れつつある箱モノ行政の「文化センター」を市民が活用する事例で、メインは「なりきり歌謡ショー」というもの。
http://apios.city.omitama.lg.jp/?page_id=53
http://apios.city.omitama.lg.jp/?p=5695
住民が憧れのスターになりきってステージで歌うという、いたってシンプルなコンセプトながら、プロの審査員によってのオーディション、練習、そして極めつけは、各出演者「応援団を30名用意する」という仕組みによって、ある種のお祭り状態を作った事例です。
2つ目の事例は「山梨県」。
外国人観光客宿泊者数が最下位の同県による「SNS」を活用した事例。
施策としては、インドネシアのスターを視察に招き、ツイッターによる拡散を狙ったものですが、これが見事にあたり、現在インドネシアからの観光客数が全国で5位になり、京都府よりも上位になったとのこと。
その他、「長野県松本市」の事例もあります。