準天頂衛星みちびきについての特集です。
GPSについてだけの解説だけでGNSS(GPS+他国の測位衛星の総称)についての説明がなかったのが残念でした。
現状でも、ロシアのGLONASSを受信できればかなりの状況で衛星数は足ります。
実際、スマートフォンでもGLONASS対応の商品は、GPSのみ対応の物とは都市部ではかなり差が出ます。
今後さらに
ヨーロッパのガリレオ
中国の北斗
と増えてくるので一般向けの精度だったら、みちびきがなくても十分になります。
みちびきの本領発揮は、特集でもあった農業・道路メンテナンス・自動運転への応用以外にも建設・土木など考えられますので非常に期待しております。
GPS(GNSS)は、解説で説明されていたように時計を利用して測位をしております。
語弊はあるとは思いますが、分り易く記載させていただきますが、2000年問題と似た時計のロールオーバーが原因で突然測位が滅茶苦茶になる危険が有ります。
みちびきには、是非ともこういう事態にも対処できる安全機構を装備してほしいです。