数日経った今でも日本ラグビーの勇敢な戦いの興奮が覚めることが無い。長年ラグビーファンの私にとって、本当に夢心地の気分だ。南アフリカ戦が終わって、興奮して寝られず、うつろうつろしてテレビをザッピングしてたら始まったこの番組。日本中のラガーマンの聖地、「菅平」。秋の公式戦を前に、絶望的な怪我をする選手に、優しく語りかけて不安を取り除く名物看護師。食事のケアから、怪我しないようにグランドの小石を拾う旅館の主人。旅館の主人も言っている「日本のチップリーグでやって世界に通用する選手になれればいいなと思っています」 それが実現したのです。ラグビーは、ONE FOR ALL,ALL FOR ONE というが、菅平への感謝の気持ちも選手たちに刻まれているに違い無い、その気持ちを持ってイギリスに行ったと思う。と同時に長年ラグビー中継をしてくれているNHKが、南アフリカ戦に勝利して、意図してこの番組をこの日に編成したと思う。天気も、菅平のひんやりした朝に似た気持ちのいい朝でした。