100分de名著 アドラー“人生の意味の心理学”第3回「対人関係を転換する」

NHKEテレ 仙台 2016年2月17日 (水) 22:00 (00:25)
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シリーズ: 100分de
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誰もが一度は読みたいと思いながらも、なかなか手に取ることができない古今東西の「 名著」を、25分×4回、つまり100分で読み解く番組です。
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「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし」? 重荷を軽くできそう?
心理学者 A・アドラー(Alfred Adler) 人生 如何に生きるべきか、その処方箋を授けてくれる心理学者。
「全ての悩みは、人間関係の悩みである」と、『人生の意味の心理学』で言う。
待ってました! 親子関係などからヨミ解いた、アドラーの教訓。
●子供のオネショウがあっても、それに関する話題は対話に入れない。
「寝しなに水は飲まないように」「今日は、オネショウしなかったはネ」など。
●将来、就きたい職種や、それに伴う進学校について、親は、口出しをしない。
なぜか。
●「愛」は「ギブアンドテイク」ではなく「ギブアンドギブ」の実行を。
などなど・・・。
この番組を見ると、その理由が見えてくる。

でも、私のアドバイスを、言わせて、ネ。
「子供の人生は子供に任せる」んだけど、交通事故など、生死に関わることにだけは、はっきりと「ダメ出し」は、してほしい。
会話ができるようになった子には、折を見ては「おとなになったら、何になりたい?」の問いかけをして欲しい。
高校進学の時期以降になって「そんなこと考えてない」で終わらせないことだ。
3歳の子に、また、聞いたよ。「タクシーの運転手はドウ?」
驚いた答えが返ってきた。
「いやだよ。待っているのが嫌だ!」

人間関係の悩みが生じても、それから逃げるのではなく、
自分を変えて解決をしていくのだ、と。
重いなあ。
人生って、生涯、勉強だね。


アドラーの心理学とブッダの教えは一脈通じるものがある。
例えば、
アドラーの言葉「人は変えられない、でも私は変えられる」
ブッダの言葉「苦しみを消すには、自分自身を変えるしかない」
これなんか、ブッダの言葉に「対人関係の」を文頭に書き足せば同じことを言っているのが分かる。
また、アドラーは「他者からの承認を求める欲求を否定せよ」と説く。
一方、ブッダは「自分自身を拠り所として生きよ。それ以外のものを拠り所としてはならない。」と教える。
これも根本思想は同じだろう。
アドラー心理学を岸見一郎さんから学ぶ
■すべての問題は対人関係の中にある
・相手を敵だと思っている人の多くが、自分は世界の中心にいると思い込んでいる。
・一旦思い通りにならない現実に直面すると不機嫌になったり攻撃的になったりする。
・典型的な例は広場恐怖症や夜尿症。

■承認欲求
承認欲求が強いと自分で判断しなくなる。相手の顔色を見て行動する。賞罰教育が一因と言える。このようにギブアンドテイクで考えると介護や子育ては苦しいものとなる。生きること全般がギブアンドギブだと考えることができるようになると他人に認められることを殊更要求しなくなる。

■課題の分離
アドラーは他人の課題を雨に例えた。傘を持って雨を防ぐことはできるが、雨が降るのを止めることはできない。アドラーは課題を分離することを勧めたが、これは対人関係の最終目標ではなく入り口。涼しい関係。



岸部さん自身や伊集院さん自身の実体験を交えて解説してくれるので、非常にわかりやすいです。
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